- 斑尾高原スキー場の時間券の特徴やルールを知りたい
- 時間券の利用はどんな人にとってお得?
- 時間券の注意点はあるの?
日本でも超人気のビッグゲレンデ、斑尾高原スキー場から時間券というお得なリフト券が登場しました。
一般的なスキー場の時間券は、リフト券を購入した時間から〇時間の利用が可能というルールですが、斑尾高原の時間券は、より時間を効率的に利用できる仕組みが搭載されています。
この記事では、斑尾高原スキー場に新しく登場した時間券の仕組みを解説します。どんな人に時間券の利用がおすすめになるのかを説明しますので、ぜひ参考にしてください。
斑尾高原にはスノーボーダーに魅力的な施設やコースも多いので、まだ斑尾高原に行ったことがない人にも参考になれば嬉しいです。
斑尾高原の時間券とは?【特徴とルール】
斑尾高原から新しく登場した時間権は、通常のリフト券とは特徴やルールが大きく異なります。結論、時間券の特徴は以下のとおりです。
- 消費時間が1時間ごと
- 残り時間はシーズン中ずっと有効
- ナイター利用もOK
消費時間が1時間ごと
斑尾高原の時間券は、1時間単位での使用が可能です。リフトゲートを通った時間から1時間の利用が開始し、1時間リフトに乗り放題になります。(時間はリフト券のICチップに記憶されます。)
しかし、1時間経ったあとは、リフトゲートを通らない限り時間が消費されません。
- 例えば、5時間の時間券を購入したとする。
- 午前中にリフトゲートを通って2時間滑る。
- お昼に1時間休憩する。← この間、残り時間は消費されない。
- そして午後にリフトゲートを通った時に、また残り時間が消費されていく。(3時間分滑れる)
お昼ご飯やトイレ休憩などの時間も効率的に消費することが可能です。
一般的なリフト券では「1日券・半日券・ナイター券」というふうに分類されることが多く、利用したい時間単位で細かく区切ることはできません。
斑尾高原の時間券の場合、無駄な時間を最小限に抑えられ、自由度が高いです。結果的にコストも抑えられるので、リフト券がよりお得になります。
残り時間はシーズン中有効
さらに斑尾高原の時間券は、シーズン中有効です。時間券のラインナップには20時間券という長時間のリフト券もあり、1日で使いきれなかった残り時間は次の日に跨いで使用できます。残り時間が余っている限り何日でも跨いで使用できるので、長期滞在の人にも便利です。
時間券は残り時間が余っていれば、持ち帰って同じリフト券をそのまま使用できます。いちいち毎回リフト券を購入する必要がなくなるのも大きなメリットです。
ナイターも利用可能
一般的なスキー場ではナイターは別料金でリフト券が必要となる場合が多いですが、斑尾高原の時間券ではナイターの利用も可能です。
時間権に時間が余っている限り、同じリフト券を時間に関係なくそのまま使用できます。リフト券を購入する時間や手間の節約にもつながり、スノーボーダーやスキーヤーに優しく柔軟な仕組みです。
時間券の料金ラインナップ
時間券の料金ラインナップは以下のとおりです。
ラインナップ | 大人 | 子供(小学生) |
---|---|---|
5時間券 | 6,000円 | 3,000円 |
6時間券 | 7,200円 | 3,600円 |
8時間券 | 9,200円 | 4,800円 |
10時間券 | 12,000円 | 6,000円 |
20時間券 | 24,000円 | 12,000円 |
1時間あたり1,200円の計算になります。長時間購入するとお得になるといった制度はないですが、リフト券を購入する時間や手間を削減できる効果はあります。
ちなみに1日券の料金は6,500円です。休憩時間を除いて1日に5時間以上滑る場合は1日券のほうがお得になります。
タングラムとの併用はできない!
斑尾高原スキー場にはタングラムスキーサーカスというスキー場が隣接しています。共通リフト券を利用することで、お互いのスキー場をリフトで行き来することが可能です。
しかし時間券は共通券ではないので、斑尾高原のみの滑走しかできないので注意してください。(現在、共通券の時間券は販売されておりません。)
時間券の利用がおすすめな人(お得になる人)
時間券は非常に素晴らしい仕組みですが、使い方によっては逆に損になる可能性もあります。時間券の利用がお得になるかどうかは、個人の目的や楽しみ方によって決まります。
時間券の利用がおすすめな人は以下のとおりです。
- 短時間だけ滑りたい人
- ゆっくり滑りたい人(休憩時間を多く取りたい人)
- 長期滞在の人
短時間だけ滑りたい人
時間券は、短時間だけ滑りたい人にお得です。
例えば「ちょっと暇な時に2時間だけ滑りたい人」や「バイトや仕事の休憩時間にちょっと滑りたい人」、「朝イチに数本だけ滑りたい人」などにとって時間券はかなり便利で使いやすい仕組みです。
1日のうちに5時間以上滑る人は、1日券を購入したほうがお得になります。
ゆっくり滑りたい人(休憩時間を多く取りたい人)
スキーやスノボをガッツリ滑るのではなく、ゲレンデや山頂のレストランなどで、ゆっくりご飯やお酒を飲んだり、景色を楽しんだり、他のアクティビティやイベントなども楽しみたい、という人にとっても時間券はお得です。
スノボやスキーを滑っていない時間も残り時間が無駄になりません。
長期滞在の人
長期滞在の人にとっても便利です。時間券は残り時間が余っている限り、シーズン中はずっと同じリフト券をそのまま使用できます。
いちいち毎回リフト券を購入する時間と手間を削減できるので便利です。数日〜数週間くらいの長期滞在する人にとって、毎回並んでリフト券を購入するのは手間ですよね。
長期滞在する人にはシーズン券を利用する人もいますが、シーズン券は66,000円。20時間の時間券は24,000円なので、滑走日数や1日の滑走時間によってはシーズン券よりも時間券の方がお得になります。
いぐっちゃんが紹介
今回紹介した斑尾高原の時間券については、有名スノボインフルエンサーである「いぐっちゃん」も紹介されていました。
いぐっちゃんはYoutubeでスノーボードのハウツー動画をわかりやすく解説されており、グラトリをメインに自身もめちゃくちゃスノボが上手いです。人柄も良く面白いので、ぜひチェックしてみてください。
いぐっちゃんも斑尾高原ではよく遊んでいますね。
斑尾高原スキー場とは・基本情報
斑尾高原スキー場は、長野県と新潟県の県境にある標高1,000m以上、100%天然雪のパウダーが特徴的なビッグゲレンデです。レストランや周辺施設、ホテルなども非常に充実しており、個人からファミリー層、初心者から上級者まで幅広いライダーに人気のスキー場です。
パウダーはもちろん、さまざまなコースや施設、パークが備えらており、1日では遊びきれないほど広いです。スノーボーダーの割合が少し多い印象があります。
運が良ければ雲海が見れます。
ナイターも綺麗なので個人的にもめちゃくちゃおすすめなスキー場です。
まとめ:時間券を使ってお得に楽しもう
今回は、斑尾高原スキー場に新しく登場した時間券について解説しました。
スノーボードはめちゃくちゃ楽しい遊びですが、そもそもギアが高いうえに交通費や宿泊費、リフト券代もかかってくるので、簡単に何度も行ける遊びではないです。
そんな中でもっとスノボを楽しみたいという人のために、少しでもコストを下げられるようにリフト券代を下げようとする斑尾高原の努力や取り組みは本当に素晴らしいです。ぜひもっと色々なゲレンデでも導入してほしいです。
スノボの楽しみ方は人それぞれなので、自分の滑る時間やコストをしっかりと考慮したうえで、コスパの良いリフト券を選び、存分にスノーボードを楽しんでください。
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