【24-25】パウダー用におすすめのブーツ9選!具体的なブランドとモデルを紹介

  • パウダー用のブーツがほしい!
  • パウダーに特化したブーツの特徴は?
  • 具体的におすすめのブランドとモデルが知りたい

パウダーで最高の浮遊感を味わうには適切なボード選びが大切ですが、実はブーツ選びも非常に重要です。ブーツは足や膝への負担を軽減し、ボードのポテンシャルを最大に引き出す役目があります。パウダーに適さないブーツを選んでしまうと、ふかふかの深雪の上でボードをうまくコントロールできません。

この記事では、パウダーに特化したブーツの特徴や選び方、使用するときの注意点を解説します。ブランド別におすすめのパウダー用ブーツも紹介しますので、パウダースノーを快適に楽しみたい人はぜひチェックしてください。

目次

パウダーにおすすめのブーツの特徴と選び方

ブーツは足周りをしっかりと固定し、体の動きをボードに伝える役割を担っています。スノーボードの動き全体をサポートし、特にパウダーは非常に柔らかい雪質のため、足元の繊細なコントロールが必要です。

適切にパウダー用のブーツを選ぶことで、パウダー上でも快適なパフォーマンスを発揮できるようになります。パウダースノーを快適に乗りこなすには、以下の特徴を重視して選ぶことがおすすめです。

  • フィット感
  • 軽量モデル
  • フレックス
  • 歩きやすさ

フィット感

パウダー用のブーツを選ぶときに最も重要なのは、ブーツのフィット感です。深雪(パウダー)でのライディングでは、通常のゲレンデ以上に足元のコントロール性が求められるため、ブーツが足にしっかりとフィットしていることが不可欠です。

フィット感が悪いと、以下のようにライディングにさまざまな悪影響を及ぼします。

  • ボードの操作性が下がる
  • 安全性が下がる
  • 疲れやすくなる
  • 快適性が下がる

足とブーツのフィット感が悪いと、ブーツ内で足が動いてしまい余計な力を使います。ボードへの力の伝達効率が低下し、スノーボードの操作性に悪影響を及ぼします。足への負担も増えるため、疲れやすくなったり、痛みが生じたりする可能性も高いです。

ぴったりとフィットしていることで、足の動きや体重移動のパワーを効率よくボードに伝えられ、柔らかいパウダーの上でも快適なコントロールが可能になります。足の冷えを防ぐ効果もあるので、ライディングの快適性も高まります。

ブーツのフィット感はスノーボードのパフォーマンス全体に与える影響が大きいです。パウダーに限らず、すべてのスタイルでフィット感は重要です。

軽量モデル

パウダーは浮遊感が求められるスタイルのため、軽量のブーツがおすすめです。重いブーツを使用すると浮力が低下し、ふかふかの雪に沈み込んでしまいます。

ブーツに使われている素材や金具によって重量は異なります。重量によってスノーボードの安定性や操作性が変わるため、自分のスタイルに適したブーツを使用することが重要です。

軽量モデルのブーツは浮力が高く、パウダー上でもスムーズな動きを可能にしてくれます。足の負担も軽減するため、長時間のライディングでも快適に楽しめます。

フレックス(ソフト or ハード)

スノーボードのブーツは製品モデルごとにフレックス(硬さ)が異なり、自分のレベルや滑走スタイルに合わせて選ぶ必要があります。パウダーに適したブーツのフレックスは、パウダーの滑り方(スタイル)によって選び方が変わります。

パウダーでの高速滑走やカービングを楽しみたいのか、多少のトリックも取り入れて楽しみたいのかなど、同じパウダースタイルでも人それぞれ楽しみ方が異なります。適切な硬さのブーツを選ぶには、自分がパウダーでどのような滑り方をしたいのかを明確にすることが大切です。

ソフトフレックス(柔らかめ)かハードフレックス(硬め)のどちらのブーツを選ぶべきなのか、それぞれの選び方は以下のとおりです。

パウダーでソフトフレックスがおすすめの人

パウダー用のブーツにソフトフレックス(柔らかめ)がおすすめの人は、ふかふかのパウダーの中でもトリックを楽しみたい人です。ソフトフレックスのブーツは足首周りの柔軟性が高く、ふかふかの深雪でも足元のコントロールがしやすいです。

パウダーは滑走中のボードの浮き沈みが多く、足元の繊細な感覚が求められるスタイルです。パウダーの上でも自由にボードを操作したい人は、ソフト〜ミドルフレックスのブーツが適しています。

パウダーでハードフレックスがおすすめの人

パウダー用のブーツにハードフレックス(硬め)が向いているのは、以下のようなスタイルを楽しみたい場合です。

  • ツリーランを楽しみたい
  • パウダーである程度スピードを出したい
  • パウダーでカービングもしたい
  • ハードなバックカントリーに挑戦したい

ハードフレックスのブーツはレスポンス性とサポート力に優れているため、、高速での滑走時にもボードがバタつかず安定します。ツリーランやカービングでは細かいエッジの切り返しが必要なため、レスポンスの良いブーツがおすすめです。

ソフトフレックスのブーツは柔軟性がありトリックには向いていますが、高速での滑走時には板がバタつき、安定感が下がります。ある程度スピードを出したり急斜面のバックカントリーを楽んだりしたい人は、ミドル〜ハードフレックスのビンディングがおすすめです。

歩きやすさ

パウダー用のブーツを選ぶときは、歩きやすさも重視してください。特にバックカントリーや非圧雪エリアを楽しみたい場合は、歩いて移動することも多いため、歩きやすいブーツがおすすめです。

ふかふかの深雪の中を移動するとき、歩きにくいブーツだと体力を消耗しやすくなります。歩行性に優れたブーツを使用することで、パウダーでの徒歩や片足でのスケーティングがとても楽になります。

ソフトフレックスのブーツは足周りの柔軟性が高く、歩行性が比較的高いです。ただし、歩きやすさは足とブーツの相性やフィット感による影響も大きいため、実際に店舗で履いてみるのがおすすめです。

パウダー用ブーツの人気ブランド

スノーボードのブーツは、多くのブランドやメーカーで取り扱われ、それぞれの滑走スタイルに適したモデルがあります。パウダー用に特化したモデルも豊富なので、自分のスタイルや好みに合うブランドから選択するのもおすすめです。

パウダー向けにおすすめの以下のブランドをご紹介します。

  • FLUX(フラックス)
  • SALOMON(サロモン)
  • BURTON(バートン)
  • DEELUXE(ディーラックス)
  • K2(ケーツー)

FLUX(フラックス)

FLUXは、1992年に日本で設立されたビンディング専門ブランドです。近年では、ブーツやその他のスノーボードギアも取り扱いはじめ、国内外のライダーから幅広く支持されています。

海外製ブーツは日本人に合わない場合もありますが、FLUXは日本人の足に合ったブーツを開発しています。日本のゲレンデや雪質にも適しており、初心者〜上級者まですべてのライダーに人気のあるブランドです。

FLUXのブーツでパウダーにおすすめの製品モデルは以下のとおりです。

モデル名フレックス特徴スタイル
HB-BOAミディアム軽量
深雪での高い操作性
オールラウンド
パウダー
フリーライディング
OM-BOAハードハイレスポンス
安定性
オールマウンテン
パウダー
カービング
FLUXのパウダー用ブーツモデル

SALOMON(サロモン)

SALOMONは、1947年にフランスで設立されたブランドです。特にアウトドア用品やウインタースポースにおいて、世界的に高い評価を受けています。

フィット感に定評があり「軽量性」「耐久性」「快適さ」を追求した高性能なブーツが特徴です。SALOMONのブーツでパウダー向けの製品モデルは以下のとおりです。

モデル名フレックス特徴スタイル
ECHO DUAL BOAややハード高いサポート力
抜群の快適性と反応性
オールマウンテン
パウダー
ECHO LACE SJ BOAややハード正確なフィット感と反応性
快適さと耐久性を発揮
パウダー
カービング
パーク
MALAMUTEハードハイレスポンス
高い耐久性・安定性・快適性
カービング
パウダー
ハードライディング
TREKハード優れた反応性とサポート力
抜群の動きやすさ
オールマウンテン
パウダー・カービング
SALOMONのパウダー用ブーツモデル

BURTON(バートン)

BURTONは、1977年にアメリカで設立された世界で最も有名なスノーボードブランドの一つです。スノーボードのギアだけでなく、ウェアやゴーグル、アパレル用品など、あらゆるスノーボード関連商品を取り扱っています。

BURTONのブーツは、深雪での操作性と快適性を重視して開発されているため、パウダースノーにもおすすめです。BURTONのパウダー用モデルは以下のとおりです。

モデルフレックス特徴スタイル
RULER
(ルーラー)
ミディアムどんな地形にも対応
思い通りのフィット感
オールラウンド
ION
(アイオン)
ややハード高いフィット感と高い操作性
ハイレスポンス・安定性
オールラウンド
パウダー・カービング
グラトリ・パーク
BURTONのパウダー用ブーツモデル

BURTONはブーツだけでも非常にラインナップが豊富で、複数の形状や締め付け方式が展開されています。種類が多いので迷うこともありますが、必ず自分に合うブーツが見つかるはずです。

BURTONのブーツには、ビンディングに足を乗せるだけで固定できる「Step On」モデルもあります。手を使わずにブーツとビンディングの着脱ができて非常に楽になります。ただし、ブーツとビンディングの両方が「Step On」専用のモデルである必要があるため、注意が必要です。

DEELUXE(ディーラックス)

DEELUXEは、1995年にオーストリアで設立された、スノーボードのブーツ専門ブランドです。熱成形可能なサーモインナーが最大の特徴で、フィット感やカスタマイズ性が非常に優れています。

一人ひとりの足の形状にあわせてインナーが成形されるため、誰でも完璧なフィット感が得られます。ふかふかの深雪で高いパフォーマンスを発揮するにはフィット感が重要なため、DEELUXEのブーツはパウダーにおすすめです。DEELUXEのパウダー向けモデルは、以下のとおりです。

モデルフレックス特徴スタイル
AREth RINややソフトパウダー向けの設計
高い耐久性と防水性
フリーライド
パウダー
X-PLORERミディアムパウダーとゲレンデの両立
高いグリップ力
オールラウンド
パウダー
XVややハード完全防水
快適なハイクアップ
バックカントリー
パウダー
FORMATIVE2ややソフトDEELUXE最軽量
防水性抜群
バックカントリー
パウダー
DEELUXEのパウダー用ブーツモデル

K2(ケーツー)

K2は、1962年にアメリカで設立されたスキー・スノーボードブランドです。初心者〜上級者まで幅広いギアを提供し、世界的に高い評価を受けています。

軽量で柔軟性のあるブーツも多く展開し、パウダーに最適なモデルも多いです。K2のブーツでパウダー向けの製品モデルは、以下のとおりです。

モデルフレックス特徴スタイル
TT(Taro Tamai)ソフト深雪自然地形に特化
パウダーで抜群の操作性
パウダー
BOUNDARYミディアム究極のフィット感を実現オールマウンテン
パウダー
HANFORDミディアム高い衝撃吸収性と安定性
究極のボードコントロール
オールマウンテン
パウダー
HOLGATEハードレスポンス性が高く頑丈
K2のハイエンドモデル
ハードライディング
パウダー
K2のパウダー用ブーツモデル

【パウダー用】おすすめのブーツ9選

スノーボードのブーツは世界中で多くのメーカー・ブランドから製造されており、各スタイルに合わせた性能のモデルが展開されています。ふかふかの深雪であるパウダーを快適に楽しむには、パウダーに適したブーツを選ぶことが重要です。

パウダー用におすすめのブーツとして、以下のモデルを紹介します。

  • 【FLUX】HB-BOA
  • 【FLUX】OM-BOA
  • 【SALOMON】ECHO DUAL BOA
  • 【SALOMON】TREK
  • 【BURTON】RULER
  • 【BURTON】ION
  • 【DEELUXE】AREth RIN
  • 【DEELUXE】X-PLORER
  • 【K2】HANFORD

【FLUX】HB-BOA

ブランドFLUX
モデルHB-BOA
フレックスミディアムフレックス
カラー1色(ブラック)
サイズ23~30.5cm
【FLUX】HB-BOAの基本情報

FLUXの「HB-BOA」は、快適性とパフォーマンスを両立させたオールラウンドモデルです。ブーツの上部はベルト、下部はBOAで締め付けるというハイブリッド仕様により、高いフィット感とホールド感を実現しました。

ビンディングとの一体感を高め、プレスの安定性とオーリーの反発力を最大に引き出すことが可能です。非常に軽量で衝撃吸収性にも優れているため、パウダーやツリーラン、カービング、ジブ、グラトリなど、オールラウンドに対応できるブーツです。

【FLUX】OM-BOA

ブランドFLUX
モデルOM-BOA
フレックスハードフレックス
カラー1色(ブラック)
サイズ23~30.5cm
【FLUX】OM-BOAの基本情報

FLUXの「OM-BOA」は、高速ライディングや深雪での安定を重視したモデルです。レスポンス性が非常に高く、高速でのカービングやツリーランで高いパフォーマンスを発揮します。

新設計のF1インナーを使用することで足との一体感を高め、耐衝撃性にも優れた設計です。バックカントリーや急斜面でのハードライディングでも抜群の安定感をもたらしてくれます。

【SALOMON】ECHO DUAL BOA

ブランドSALOMON
モデルECHO DUAL BOA
フレックスややハードフレックス
カラー1色(ブラック)
サイズ25~29.5cm
【SALOMON】ECHOの基本情報

SALOMONの「ECHO DUAL BOA」は、汎用性の高いオールマウンテンモデルです。どんな地形やコンディションにも対応し、抜群のレスポンス性と快適性を実現しています。

天然ゴムを30%配合したミッドソールは優れたクッション性と弾力性を持ち、1日中快適なライディングを提供します。衝撃吸収性も高いため、カービングやハードなバックカントリーにもおすすめのブーツです。

【SALOMON】TREK

ブランドSALOMON
モデルTREK
フレックスハード
カラー1色(ブラック)
サイズ25~29.5cm
【SALOMON】TREKの基本情報

SALOMONの「TREK」は、ツーリング機能を強化したバックカントリー・オールマウンテンモデルです。従来のレースシステムに独自の「Hike & Ride BOA」を搭載し、上り坂にも下り坂にも抜群の歩きやすさを発揮します。

硬いフレックスと「MTN GOATアウトソール」により、高速滑走や急斜面、バックカントリーでも抜群の操作性を発揮します。衝撃吸収性が高く、ハードなライディングを求める中級〜上級者におすすめのブーツです。

【BURTON】RULER

ブランドBURTON
モデルRULER(ルーラー)
フレックスミディアムフレックス
カラー3色
サイズ24~33cm
【BURTON】RULERの基本情報

BURTONの「RULER」は、どんな地形にも高いパフォーマンスを発揮するオールラウンドモデルです。デュアルゾーンボアシステにより、2つのボアで足のスネ部分と甲部分を別々に調整できるため、目的に合わせてフィット感を調整できます。

中程度の硬さ(ミディアムフレックス)なので、どんなスタイルでも扱いやすいブーツです。パウダーにおいても無理することなく快適にパフォーマンスを発揮でき、初心者〜中級者におすすめのブーツです。

「RULER」は、通常タイプとワイドタイプ、ステップオンタイプの3種類から選べます。自分のスタイルや目的に合わせて選んでください。

【BURTON】ION

ブランドBURTON
モデルION(アイオン)
フレックスややハードフレックス
カラー2色
サイズ25~31cm
【BURTON】IONの基本情報

BURTONの「ION」は、ふかふかの深雪でも高いレスポンスとサポート力を持つハイパフォーマンスモデルです。高速でのライディングでも安定性を保ち、ハードな地形やバックカントリーで高いパフォーマンスを発揮します。

非常に軽量で耐久性も高いため、パウダーやカービング以外にも、グラトリやパークでの使用にも適しています。新品でも足に馴染むフィット感と快適性を備えている万能モデルであり、中級〜上級者におすすめのブーツです。

「ION」のブーツの締め付け方式には「BOAタイプ」と「クイックレースタイプ」の2種類があります。形状は通常タイプとワイドタイプ、ステップオンタイプの3種類から選択可能です。

【DEELUXE】AREth RIN

ブランドDEELUXE
モデルAREth RIN(アース リン)
フレックスややソフトフレックス
カラー1色
サイズ21.5~30.5cm
【DEELUXE】AREth RINの基本情報

DEELUXEの「AREth RIN」は、パウダーで気持ちよくターンをするために設計されたオールマウンテンブーツです。シューレースとBOAを組み合わせたハイブリッド構造で、締め具合をストレスなく簡単に調節できます。

アウターの素材に本革とラバーバンドを使用することで、バックカントリーに対応する防水性と耐久性を実現しました。さらにソールを薄く設計した「SKATE FLEX SOLE」により、足裏からダイレクトに地形の感覚が伝わり、繊細なボードコントロールを可能にします。

パウダーライディングやサーフィンスタイルを好む、初心者~上級者まで幅広い人におすすめのブーツです。

【DEELUXE】X-PLORER

ブランドDEELUXE
モデルX-PLORER(エクスプローラー)
フレックスミディアムフレックス
カラー1色
サイズ23.5~30.5cm
【DEELUXE】X-PLORERの基本情報

「X-PLORER」は、バックカントリーやパウダーに特化しつつも、ゲレンデでの滑走も重視したブーツです。ミディアムフレックスで軽量なため、パウダーでの操作性と快適性が優れています。

シューレースとBOAを組み合わせたハイブリッド構造で、状況に応じてブーツのフィット感を最適化できます。ソールには登山靴にも採用される「Vibramソール」を搭載しており、深雪での安定感が抜群です。グリップ力も非常に高いため、バックカントリーでのハイクアップ時も快適に歩けます。

レスポンス性能も高く、カービングやフリーライディングでも正確なコントロールが可能です。「X-PLORER」は、バックカントリーやゲレンデで高い性能を発揮する万能ブーツです。

【K2】HANFORD

ブランドK2
モデルHANFORD
フレックスミディアムフレックス
カラー1色
サイズ24~30cm
【K2】HANFORDの基本情報

K2の「HANFORD」は、ホールド感と快適性に優れたオールマウンテンブーツです。衝撃耐性の高い素材で構成され、ハードライディングの衝撃による足の疲れを軽減してくれます。

足首のホールド感も非常に高く、かかとの浮きを抑えることで究極のボードコントロールを可能にしました。機能性と耐久性が優れた「HANFORD」は、バックカントリーのハードな環境においても長く愛用できるブーツです。

パウダー用のブーツを使用するときの注意点

ふかふかの深雪パウダーやバックカントリーを快適に楽しむには、正しいブーツを選ぶことが重要です。しかし、適切なブーツを選んだからといって、パウダーを安全に楽しめるわけではありません。

ブーツの特性や性能をきちんと理解し、パウダー用ブーツを使用するときの注意点を守ることが重要です。パウダーを快適に滑るためには、以下のポイントを意識してください。

  • 防水性と保温性に注意する
  • ビンディングとの相性も確認する
  • ブーツの締め付けを怠らない

防水性と保温性に注意する

パウダーを快適に滑るには、ブーツの防水性と保温性にも注意する必要があります。パウダーはふかふかの深雪の中を滑走するスタイルのため、足元全体が雪で覆われることが多いです。ブーツが雪で覆われた状態が続くと、足元が冷えやすくなります。

もしも雪が溶けてブーツが濡れたり凍ったりすると、快適なライディングができません。足が冷えると感覚が鈍くなるためボードの操作性の低下や寒さによる集中力の欠如を引き起こし、怪我のリスクも高まります。

1日中快適にパウダーを楽しむためには、ブーツに付着した雪を定期的に払い落としましょう。防水性を維持するには、防水スプレーの使用も効果的です。ブーツに防水スプレーを使用することで雪の付着を防いでくれるため、結果的に保温性の確保にもつながります。

ビンディングとの相性も確認する

パウダー用のブーツを使用するときは、ビンディングとの相性も確認する必要があります。どんなに高品質でパウダーに適したブーツを選んだとしても、ビンディングとの相性が悪いとパフォーマンスを十分に発揮できません。

ブーツとビンディングのフィット感が悪いと、スノーボードの操作性やレスポンス性が低下します。また、パウダー用のブーツを選んでも、ビンディングがパウダーに適さない場合、快適なライディングができません。

パウダーでパフォーマンスを最大に引き出すには、ギア同士のブランドやサイズ、形状などの相性をしっかりと確認してください。パウダー用のビンディングの選び方とおすすめモデルについては、以下の記事で詳しく解説しました。

ブーツの締め付けを怠らない

パウダー用のブーツを使用するときは、ブーツの締め付けを怠らないことが大切です。ブーツが緩いと、足とブーツに隙間ができるため、ボードへの力が十分に伝わりません。足がブーツ内で動いてしまい、転倒や怪我のリスクも高まります。

特にバックカントリーや高速でのカービングを楽しみたい人は、しっかりとブーツを締め付けておきましょう。ハードなライディングではブーツが緩みやすく、ブーツ内に雪も入りやすいので注意してください。

パウダーでは足元が雪で覆われていることが多く、緩んでいることに気づかない可能性もあります。ブーツの紐やワイヤーを定期的に確認することを意識しましょう。

まとめ:パウダーの乗り心地はブーツで決まる

パウダーはスノーボードのスタイルの中でも特に気持ちのいいスタイルです。ふかふかの深雪の上を爽快に滑走し、通常のゲレンデでは味わえない浮遊感を味わえます。

ただしパウダーの雪質を気持ちよく滑るためには、ボードやビンディングだけでなく、ブーツ選びも非常に重要です。ブーツは自分の足が直接触れるギアであり、地形の変化を感じたり、ボードに力を伝えたりする重要な役割を果たします。

自分がパウダーでどのような滑り方をしたいのかを考慮し、適切なフレックスのブーツを選ぶことが大切です。バックカントリーやハードライディングでは危険も多いため、自分のレベルやスキルをしっかりと理解し、無理のない範囲で楽しんでください。

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この記事を書いた人

スノーボードを15年以上続けてきた経験と、スノーボードの良さや魅力をもっと多くの人に届けたいという思いから、スノーボードに関する様々な情報を発信しています。
主に初心者向けにスノーボードギアの選び方や、初心者の悩みを解決するような情報を発信しているので、当サイトを通じてスノーボーダーがもっと増えれば嬉しいです(^ ^)

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