【24-2025】おすすめのスノーボードブランドまとめ!板の特徴をわかりやすく比較

  • 代表的なスノーボードのブランドを知りたい
  • ブランドごとに特徴の違いはあるの?
  • おすすめのブランドが知りたい

スノーボードにはさまざまなブランドが存在し、コンセプトや構造、素材、デザインなど、特徴が異なるので、どのブランドを選べばいいのか悩む人は多いです。

スノーボードのブランドは世界中に数えきれないほど存在し、ライダーのパフォーマンスを少しでも向上させるために年々新しい商品が製造されています。ブランドの種類や特徴を知ることでスノーボードがより一層おもしろくなるので、ブランド選びは非常に重要です。

 

この記事では、ブランド選びの重要性から選び方までを解説し、おすすめのブランドも紹介します。ブランド選びの参考にしてください。

おすすめのブランドだけ見たい人は目次から飛んでください。

目次

ブランド選びの重要性

ブランドによって板に使われてるテクノロジーやデザイン、コンセプト、素材など特徴がそれぞれ違うので、ブランド選びはスノーボードのパフォーマンスにも大きく影響します。

自分がどのような滑りを楽しみたいのか、どのようなトリックやテクニックを追求したいのかを考慮し、自分のスキルレベルや滑走スタイルに適したブランドを選ぶことが重要です。パフォーマンス性だけでなく、板の評判や信頼性、個人の好みもブランド選びに重要な要素です。

スノーボードはスポーツとしてだけでなく、現在はアウトドアファッションの一部としても人気があります。

ブランドによって異なるデザインやアートワークがあるので、自分の好みや個性、スタイルを出すことでモチベーションアップにもつながります。

 

ブランドの選び方

ブランドをどのように選べないいかわからない人に向けて、まずはブランドの選び方を解説していきます。

結論として、スノーボードブランドを選ぶポイントは主に以下のとおりです。

  • 滑走スタイル
  • 信頼性・安全性
  • テクノロジー
  • デザイン性
  • ブランドコンセプト

 

滑走スタイル

スノーボードには、グラトリやパーク、カービング、パウダー、フリーランなど様々な滑走スタイルがあり、それぞれのスタイル別にテクニックやトリックも大きく変わります。

» スノーボードの滑走スタイルや技の種類を比較!カテゴリー別に初心者にわかりやすく解説

 

各スノーボードブランドは、それぞれ独自のテクノロジーや形状などの性能特性を持っており、特定の滑走スタイルに特化したボードが製造されています。滑走スタイルによって求められる性能や特徴が異なるため、自分のやりたい技や滑走スタイルに合わせたブランドを選ぶことが重要です。

例えば【011 Artistic(ゼロワンワンアーティスティック)】というブランドは、グラトリに特化したスノーボードの形状や特性を備えた板のラインナップが豊富です。「グラトリのレベルを向上させたい」など、特定の目的や目指す滑走スタイルを考慮すことも、ブランド選びのポイントになります。

 

1つのブランドから複数の滑走スタイルに合わせたラインナップが製造されている場合が多いので、好きなブランドから自分の滑走スタイルに合わせた製品モデルを選ぶことが可能です。

信頼性・安全性

スノーボードはスポーツ用品なので、信頼性や安全性は最優先事項だと言ってもいいほど重要です。

誰もが聞いたことのある有名なブランドはまず問題ないですが、安価なブランドや聞いたことのないブランドの場合、品質や安全性に問題がある可能性があるため注意してください。

品質の悪いスノーボードは安い素材で製造されていたり、品質管理に問題があったりする可能性があります。故障による怪我や重大な事故につながる可能性もあるため注意しましょう。

 

価格が安いからといって安易に選ぶのではなく、自分が知らないブランドの場合は安全性や信頼性についてもよく調べてから選んでください。(板がすぐに壊れると逆に余計なコストがかかってしまいます。)

ブランドの信頼性・安全性を見極めるポイント
サポートや保証に注目する

信頼性のあるブランドは、保証制度や修理サービスなどのサポートが充実しています。販売店によっても変わりますが、保証やサポートをよく確認することで間違ったボードを選んでしまうリスクを減らせます。

ボードの評価や購入レビューを確認

オンラインでのレビューや評価を参考にすることも有効です。明らかに総合評価が低かったり、悪い意見が多かったりする場合、品質が悪い可能性が高いので注意してください。

評価者の人数にも注意が必要です。評価件数が少ないレビューの場合、ショップや身内だけの偽レビューである可能性もあります。評価件数がある程度存在するかどうかも判断基準にしてください。

 

有名なライダーやインフルエンサーが乗っているか確認

信頼性のある高品質なブランドは、プロのライダーやインフルエンサーによりYoutubeやインスタグラムでプロモーションされています。ライダー達の意見やパフォーマンスを参考にすることも、信頼性を判断するポイントです。

 

 

テクノロジー

スノーボードはただの1枚の木の板ではなく、コア(芯材)を中心に含むいくつかの層になっており、素材や構造、組み合わせなど、さまざまなテクノロジーが使用されています。

近年はテクノロジーの進歩によりスノーボードの性能も年々進化しています。よりライダーのパフォーマンスや快適さを向上させるように各ブランドが切磋琢磨し、ブランドによってそれぞれ独自のテクノロジーを使用されています。

例えば【FANATIC(ファナティック)】というブランドは、「ハニカム構造」という蜂の巣の形をモチーフとした6角形の構造により、超軽量でしなやかな乗り味を実現されております。
板の構造やテクノロジーによっても滑り心地やパフォーマンス性が変わってくるので、ブランド選びの重要なポイントです。

デザイン性

スノーボードはスポーツだけでなく、アウトドアファッションの一部として魅せる楽しみ方もあります。デザインはスノーボードの個性やスタイルを表現する手段となり、ライダーは自身の好みや個性に合わせて選べます。

ブランドごとにアートワークやグラフィックスが異なり、それぞれ独自のデザインスタイルを持っています。デザインは他ライダーとの差別化や自己表現の手段としても重要です。

 

自分が好きなデザインのボードに乗れば、やる気やモチベーションアップにもつながるため、デザインからブランドを選ぶことも有効な判断基準です。

ただしデザインだけで選ぶと失敗する可能性が高いので、パフォーマンス性や安全性なども考慮してブランドを選んでください。

ブランドコンセプト

スノーボードブランドはそれぞれ独自のコンセプトを持っており、自分がそのブランドコンセプトの価値観に合っているのかがブランド選びにも重要です。

例えば、有名なスノボブランドの一つである【RIDE(ライド)】は「自分たちのやりたいことをやる」というコンセプトを掲げてスノーボードを製造しています。コンセプトに自分も共感できるか、かっこいいと思えるか、という価値観もスノーボード選びのポイントです。

 

ブランドのコンセプトとは、各ブランドが持つ独自のアイデンティティや思想、方向性を示す概念です。つまりスノーボードにおいては、ボーダーに対して伝えたい価値や魅力を具現化したものです。使用者のニーズや価値観に対してブランドのストーリーやメッセージを明確にし、競合他社からの差別化を図るためにも重要です。

 

おすすめのスノーボードブランド

代表的なおすすめのスノーボードブランドを紹介します。板選びの参考にしてください。

人気・有名ブランド

スノーボードの人気・有名ブランドは以下のとおりです。

  • BURTON(バートン)
  • SALOMON(サロモン)
  • K2(ケーツー)
  • RIDE(ライド)
  • YONEX(ヨネックス)

BURTON(バートン)

BURTONはスノーボード初心者でも一度は聞いたことがあるであろう、アメリカの非常に有名なスノーボードブランドです。オールマウンテンからパーク、パウダー、バックカントリーなど幅広いスタイルに対応したラインナップを取り扱っており、初心者〜上級者まですべての人に最適な板が見つかるはずです。

BURTON公式サイト

 

BURTONはスノーボードの板だけでなく、ブーツやビンディング、ウェア、手袋、ゴーグルなど、他にもさまざまなスノーボードギアを取り扱っており、すべてBURTONで揃えている人もいるほどです。

オリンピック金メダリストの平野歩夢やショーン・ホワイト選手も使用しており、世界中のスノーボーダーに愛されているブランドです。

 

ブランド選びに悩んだらBURTONを選んでおけば間違いありません。

 

SALOMON(サロモン)

SALOMONも非常に有名ブランドなので知っている人も多いのではないでしょうか。ボードからビンディング、ブーツ、ウェアまで取り扱う総合メーカーであり、フリーライドからパーク、グラトリ、パウダーと幅広いスタイルのボードを展開されています。

 

SALOMONの板は非常に高品質でありながら比較的低価格なのが特徴です。ブーツやビンディングも取り扱っているので、初心者が初めてギア一式を揃えたい場合などにも非常にコスパが良いのでおすすめです。

 

K2(ケーツー)

K2はスノーボードからアルペンスキー、インラインスケート、ノルディックスキー用具、アパレルまで幅広く製造されており「イノーベーション、クラフトマンシップ、献身を貫き通す」という信念から非常に高品質なギアを取り扱われております。

スノーボードのラインナップも非常に豊富で、グラトリからパーク、カービング、パウダーまですべての滑走スタイルに対応したボードが取り扱われています。

 

RIDE(ライド)

RIDEもスノボの定番ブランドです。スノーボードだけで約30種類のラインナップが揃っており、あらゆるスタイルのライダーに対応した商品を取り扱われています。ブーツやビンディングも取り扱われているのでRIDEで一式揃えてみるのもおすすめです。

 

世界で活躍するプロライダーやオリンピック選手にも使用されており、非常に人気のブランドです。

 

YONEX(ヨネックス)

YONEXはテニスで有名なブランドですが、スノーボードでも人気のあるブランドです。

全身カーボン素材のボードを世界で初めて開発し、耐久性と操作性を備えたまま軽量化することを実現しました。さらにアラミドハニカムコアの採用やカーボンチューブの開発、ナノ技術の応用など、様々な新技術を産み出すことに成功し非常に高い技術力を持っているブランドです。

 

グラトリにおすすめなブランド

グラトリにおすすめの定番ブランドは以下のとおりです。

  • 011 Artistic(ゼロワンワンアーティスティック)
  • RICE28(ライストゥエンティエイト)
  • SPREAD(スプレッド)
  • FANATIC(ファナティック)
  • FNTC(エフエヌティーシー)

なお、グラトリボードの選び方は以下の記事で解説しました。
» グラトリボードの選び方!最強のおすすめブランド7選を比較

011 Artistic(ゼロワンワンアーティスティック)

011Artisticは『ココロを解放できる最高の遊び道具』がコンセプトのスノーボードブランドです。。

ボードのソールにコンベックスという雪面への抵抗が少ない船底のようなソールが入っており、軽い力でスピン系のトリックが出しやすい構造になっています。複数のモデルが存在しますがどれも非常に軽量化されており、グラトリに特化されたボードのラインナップが豊富です。

 

RICE28(ライストゥエンティエイト)

RICE28は『日本人が日本の環境に合わせて、日本人に合った、日本人のためのスノーボードを創りたい』という思いでスタートしたブランドです。今もそのコンセプトにブレることなく日本のスノーボードシーンに寄り添ったスノーボードを製造し続けられています。

特にグラトリやジブ系のライダーから愛用されていることが多く、グラトリライダーの「いぐっちゃん」もRICE28のライダーとしてチームに所属しています。

 

SPREAD(スプレッド)

SPREADは2017年に誕生した比較的新しいブランドで、グラトリシーンを代表する「尾川慎二さん」というライダーにより立ち上げられました。

軽さ・反発・扱いやすさに長けており、ロデオや高回転のノーリーなど、上級グラトリも可能にしてくれるボードが特徴です。

 

FANATIC(ファナティック)

FANATICのボードには、ハニカムという蜂の巣の形をヒントに作られた六角形の構造がベースとなっており、超軽量でしなやかな乗り味を実現しています。

すべてのボードにハニカムテクノロジーが搭載されており、グラトリライダーに人気のブランドです。

 

FNTC(エフエヌティーシー)

FNTCは『Snowboarderの遊び心を刺激する』というコンセプトで、日本人の遊び心に合わせて企画され、日本人の体格に合わせて設計されたスノーボードブランドです。

FANATICから派生したブランドであり、ハニカムテクノロジーが搭載されています。FANATICよりもグラトリに特化している印象があります。

 

まとめ

今回はスノーボードブランドの選び方とおすすめのブランドを紹介しました。

板のブランドだけでも数えきれないほど種類がたくさんあるので、どのブランドを選べばいいのか非常に悩むと思います。ですがブランド選びもスノーボードの楽しさの一つなので、ぜひ自分が気に入ったブランドを選んで存分にスノーボードライフを楽しんでください!

 

何か1つでも気に入ったブランドがあれば嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スノーボードを15年以上続けてきた経験と、スノーボードの良さや魅力をもっと多くの人に届けたいという思いから、スノーボードに関する様々な情報を発信しています。
主に初心者向けにスノーボードギアの選び方や、初心者の悩みを解決するような情報を発信しているので、当サイトを通じてスノーボーダーがもっと増えれば嬉しいです(^ ^)

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

目次